(続き)
不審者を捕まえるべく
警戒しながら
マンション玄関口へ
自動ドア越しに覗くと
そこには
脱ぎ捨ててある
上着とシャツとズボンを確認
ハル「うわ・・ こりゃまだマンション内に不審者いるかも」
通報する声が不審者や住人に
聞こえたらまずいと思い
一度部屋に戻り
110番通報
警察「事件ですか?事故ですか?」
パンツ1枚の男に悪戯されたこと
服が脱ぎ捨ててあること
まだマンション内に不審者がいるかも
と伝え
緊急で来てもらうことに
そこで警察にお願いを
ハル「早朝だしサイレン無しで来てください」
↑
こういうとこが冷静な俺様
部屋で警察へ電話する声で
ジュニア(20才)が起きてきた
ジュニアに
状況を説明して
一緒にマンション玄関へ行くことに
二人で
脱ぎ捨ててある服を確認しようとすると・・
背後から
人の気配
俺は
闘争モードに入ったが
その人は
大人しそうな顔つき
裏返しになったシャツを着て
スエットを履いている
見覚えのない顏
ハル「マンションの住人の方?」
男「はい○○1号室の○○です」
ハル「この服は○○さんのものですか?」
男「はい」
ハル「数分前にうちの玄関のチャイムを鳴らし
新聞を抜き取った人がいたのですよ
録画モニターにパンツ1枚の男が」
男「・・・」
ハル「今、警察を呼んだので状況を説明してくださいね」
男「わかりました」
しかし酒臭い
尋ねれば
今まで外飲みしていたそうな
パトカー到着
2人の警官が聴取開始
なぜか血の気の多い1人の警官
あれやこれやと
問いただす
○○さんも
語尾が荒くなる
どうやら
抜き取られた新聞や
エアコン室外機移動の件で
証拠があるなしで
議論している
待たされている俺とジュニアは
長引く時間にいらつき始める
俺は荒い警官を呼び寄せ
我が家の録画モニターを見せることにした
ハル「(警官に)動画を見てくれれば○○さんに
状況証拠として伝えられるでしょ?」
警官「そうですね見せてください」
部屋に招き入れ
動画を見せる
警官「これは○○さんですね確認できました
パンツ1枚であることもヨタついていることも」
ハル(これで早く終結するだろ)
↑
心の叫び
警官「よ~し追い込んでやろう♪」
ハル (´・ω`・)エッ?
警官は○○さんに追い込みをかけてる・・
○○さんは観念したのか
俺とジュニアのとこへ
○○さん「ご迷惑をかけてすみませんでした」
エアコン室外機が壊れていた場合
修理費を支払うことを約束させる
○○さん「息子さんもゴメンね」
ハル「あん?( `_ゝ´)ムッ」
ジュニア「なんですか?その言い方は?」
ハル「そのなれなれしい謝り方はなんですか?
もっと丁寧な謝罪の言い方が
あるんじゃないですか?」
実はまだこの時も
酒が抜けていない様子
しどろもどろする姿が情けない
あぁ・・・
きっと俺様の声
数人の住人は聞こえてただろうな
もう6時前だし
警察には
被害届は出さないことを伝え
終結しましょうと提案
警察は
部屋で待つ○○さんの奥さんに
状況説明してくるとのこと
これで落着
( `д´)b オッケー!
大きい声を出すんじゃなかったな・・
また俺が奥様方の話題になるんだろな・・
( ̄▽ ̄)ノ_彡☆バンバン!
この日の夜
○○さんが謝罪のために来訪
今朝とは打って変わって
スーツ姿で
謝罪の言葉と共に
自分の行為を細かく尋ねてきた
話せることは伝えて
今後同様なことをしない約束をさせて
水に流すことを
告げる
同じマンションだし
もめ事になっても面倒
名古屋の手土産定番
坂角総本舖のゆかり(エビせんべい)
もらったし
↑
(これ大事)
今回は許してやろう
今後俺には頭が上がらないだろうし
(ΦωΦ)フフフ…
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